暮らす【連載】子育てにプラスする遊びの引き出し

0円でできる! ズボラでもできる! お風呂が楽しくなるワザ5つ

2018.12.07

お風呂が嫌いな子も、好きな子も、お風呂をもっと楽しもう! すぐにできるワザをご紹介。連載第3回。

0円でできる! ズボラでもできる! お風呂が楽しくなるワザ5つ

我が家の長男、大のお風呂嫌いでした。1歳くらいのときは、お風呂場に入れた途端に大暴れの大泣き! 当時の私には「楽しむ」余裕なんて一つもありませんでした。しかし心に余裕が出てきたとき、少しの工夫で、お風呂場が子どもにとって楽しい場所に変わり始めてきたんです。
今回は難しいことは何もなく、お金もかからないでお風呂が楽しくなる工夫をご紹介します。

1 楽しく言い換えて声かけ

「おふろにはいろう」→「おふろあそび」と言い換えてみます。「おふろあそびしよっか!」と「あそび」をつけるだけで、「あそぶの?」「どんなことが始まるの?」とわくわく!

2 お風呂屋さん・美容院ごっこ

お風呂場に入る前に「チケットおねがいしま~す」などとやりとりすると、お風呂屋さんのように。チケットはレシートの裏や紙の切れ端などで十分です。
髪の毛を洗うときは美容院ごっこでもいいですね。「どんな髪型にいたしましょう?」「かゆいところはございませんか?」と言うだけでシャンプーが楽しい時間になります。

3 捨てるはずのものがおもちゃに早変わり!

魚や肉が入っている発泡スチロール製のトレイを洗って、丸や三角、四角に切ります。
これは、水に濡れると簡単にお風呂の壁にくっつきます。形を組み合わせて「家」や「動物」などを作ったり、湯船に浮かばせて金魚すくいのようにも。
油性ペンで色を塗ったり、魚などの具体物の形に切ることももちろんOK。でも私はズボラなので、適当に切るだけです。案外そのほうが子どもの見立てが広がるのでおすすめです。わが子は作ったものでお話遊びを展開させて遊んでいます。
また、もっと手抜きして、切らずにトレイそのものを入れると水に浮くので、船などに見立てて遊べます。

食品トレイでお絵かき
食品トレイの船

4 せんたくかあちゃんの気分で

「せんたくかあちゃん」という絵本、ご存じの方も多いと思います。洗濯が大好きな「せんたくかあちゃん」が、洗濯板で家中のものを洗ってしまう楽しい絵本。わが子たちも靴下の汚れなどがひどいので、お風呂のときに洗濯板を使って、一度手洗いしています。
「どっちが白くできるか競争ね」「茶色い泡がいっぱい出たほうが勝ちね」などというと張り切ります。洗濯板があると洗いやすいし、せんたくかあちゃんの気分も味わえるのでおすすめ。

洗濯板で洗濯

5 大人も一緒に楽しむ気持ち

これが一番かもしれません。子どもと一緒にお風呂に入る時期なんてそう長くはありません。今しかない時間を大人も楽しむ余裕が必要ですね。

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中山 恵里加
執筆者「にじいろプレイルーム」主宰。おもちゃコンサルタント
中山 恵里加
自宅で幼児教室を運営したり、地域でおもちゃの広場や子連れで参加できるイベントや講座を企画運営している。男の子2人の母。

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