遊ぶ【連載】大人も子どもも楽しい! アナログゲームでコミュニケーション
続々と新作発売!日本のゲームが面白い! 〜日本製のおすすめカードゲーム
2019.07.05
近年、アナログゲームの人気はぐんぐん上昇。日本でも楽しいゲームがたくさん作られるようになっています。連載第5回。
私の子どもたちが幼児だった10年以上前、ボードゲーム・カードゲームはドイツをはじめとした海外製が中心でしたが、最近は日本でもたくさんのゲームが作られています。2019年5月に開催されたゲームマーケットの来場者は2日間で25,000人! 今回は日本で作られているカードゲームをご紹介します。
2019グッド・トイに選ばれた「ワードスナイパー」は、山札をめくって、「お題に合っていて並んでいる文字からはじまる言葉を、順番なしで思いついた人から言う」ゲームです。「え〜?そんなのないよ~」など会話が生まれたり、いい発想には「おお〜!!」とみんなで共感したり。
2019年5月には「ワードスナイパーイマジン」も発売。こちらはイメージして答えるお題が多く、答えが決まっていないのがまた楽しいです。2セット混ぜて遊ぶのもおすすめです。
「レシピ」シリーズは幼児〜小学生に人気です。メニューカードに描かれた6つのぐざいを集めるべく、使わないぐざいを出して、山札からひいたり、他の人が使わなかったぐざいをもらったりして早く6つ集めた人が勝ちです。
シンプルなカードなのでかるたのように遊んだり、並べて遊んだり、オリジナルメニューを考えたり、いろんな遊び方ができます。おきなわやほっかいどうなどのご当地レシピもあり、見たことのない食材に出会えます。
「ボブジテン」は「日本に来たばかりのボブが辞典を作るために、カタカナ語を日本語だけで説明してくださいね」というルールのゲームです。それぞれの捉え方やボキャブラリーがなるほどと思わせられるゲームです。
人気のゲームは続編が出ることが多いです。そして、レアカードがあったりします。レシピは初版のみレアカード付。なんだか嬉しい仕組みです。「なにわのボブジテン」は大阪の店舗でしか買うことができず、ネット販売もしていません。私は大阪在住の妹にお願いして手に入れました!「私のボブジテン」は全てが空欄なので自分で書きます。こちらはゲームマーケットだけでの販売。遊び心のあるオプションがたくさん出ているのも特徴です。
子どもが考えたゲームにも面白いものがあります。小2の女の子が考えた「ハピエストタウン」は町を作るゲームです。10枚の施設カードを揃えますが、お金がないと施設が買えず、お金があってもハートや人がいないと勝つことができず、バランスが悩ましいゲームです。
2018秋に発売された「ニックネーム」は、中学生の女の子が考えた、お互いの名前を呼びながら遊ぶゲームです。小学生にはもちろん、大人どうしでも盛り上がります!
小さくてちょっとカバンに入れておけて、初対面の人や異年齢でも短い時間でも遊べるカードゲームは、日本でもどんどん新作が発売されています。ちょっと目を向けてみると、きっと新しい発見がありますよ!
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【連載】大人も子どもも楽しい! アナログゲームでコミュニケーション
遊ぶ育む集まる2019.07.05