遊ぶ福岡おもちゃ美術館 おもちゃ学芸員ファイル

太陽の明るさで子どもたちを笑顔に― おもちゃ学芸員ファイル03 古賀 雅代さん

2023.07.01

福岡おもちゃ美術館には、たくさんのすてきなおもちゃ学芸員さんが。今回は古賀雅代さんに、明るい笑顔の秘訣や、子どもたちとのエピソードを伺いました。

太陽の明るさで子どもたちを笑顔に― おもちゃ学芸員ファイル03 古賀 雅代さん

みなさんこんにちは!暑い季節がやってきましたね。福岡おもちゃ美術館の岡です✨
おもちゃ美術館の前ではたくさんのお友達が噴水で遊んでいる光景を見ることができます。

前回の渕上さんのお話はいかがでしたでしょうか?
写真で登場した女の子がまた遊びに来てくれたり、「渕上さんと遊びました!楽しかったです」とInstagramで声をかけてくれる方がいたり、読んでくれる方がいる喜びをかみしめています。

しかし...福岡おもちゃ美術館には、まだまだまだまだ魅力的なおもちゃ学芸員さんがたくさんいるので、今回も紹介させてください。

この記事をみて、あなたもコアな福岡おもちゃ美術館ファンになってくださいね°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

この子はおもちゃ学芸員さんにインタビューしてくれる、年輪がチャーミングな木の妖精「ネム太郎」。(福岡おもちゃ美術館非公式キャラクターです)
福岡おもちゃ美術館のおもちゃ学芸員さんに、根掘り葉掘りインタビューをしてくれます。
ネム太郎と一緒に、おもちゃ学芸員さんとの距離を縮めよう!

目次


太陽みたいな明るさで館内を照らす、古賀雅代さん

子どもたちに「一緒に遊んで!」と話しかけられると嬉しい

福岡おもちゃ美術館は、忙しくても来たい場所

太陽みたいな明るさで館内を照らす、古賀雅代さん

ネム太郎(以下、ネ)
もうグッドアスの連載も3回目。前回までは紳士なメンズを紹介したから、今回はレディーをみんなに紹介したいなあ~~~。
おっ、いいところに...。

ネ)
古賀(こが)さ~ん!

古賀さん(以下、古)
わあ!かわいい~~!

ネ)
僕はネム太郎!今日は古賀さんの明るい素敵なところをみんなに伝えたいから、色々質問させてね。よろしく!

古)
よろしくおねがいします~!

ネ)
古賀さんの印象と言えば、「明るい」とか・・・

古)
へえ~~~!

ネ)
「元気」とか・・・

古)
ええ~~~!

ネ)
「太陽」っていう印象だなあ。

古)
えっっ...ありがとうございます(照)。自分では結構控えめなんですけどね(笑)。

ネ)
その明るさは日常生活から来ているの?

古)
うーん、普段はパートで仕事をしながらフラをやったり、ここでおもちゃ学芸員をやったり、あとは物をつくったりすることが多いですね。

ネ)
去年のクリスマスには、クリスマスリースをつくってくれたんだよね!

古)
副館長さんと「入口の下駄箱にあったらいいよね~」って話になって、リースも趣味で作ったことがあったので...。

ネ)
それがこちら!

古)
その他にも、夏には布草履をつくって売ったりもするんですが、材料を買いに薬院の手芸屋さんに行ったときに、「おもちゃ学芸員養成講座」の募集チラシをみつけました。それがおもちゃ学芸員として、ここに来ることになったきっかけです。

ネ)
手芸屋さんにチラシがあったんだね。

古)
館長に聞いたら知り合い伝手で置いてもらったそうで、ほんとにたまたまですよね(笑)
その他にも、やっぱり子どもが欲しかった、一緒に遊びたいという気持ちとか、木の家に住みたいくらい木が好きだったのもあり、前の仕事を早期退職していたこともあったので、タイミングがすごく合ったんですよね!

ネ)
色んなタイミングが重なって古賀さんにここで会えているんだね。
嬉しいなあ!

子どもたちに「一緒に遊んで!」と話しかけられると嬉しい

ネ)
もう一つ古賀さんに「太陽」の印象が思い浮かぶ理由は、「フラ」をやってるからなのかなあ。

古)
フラは精神修行として行っているんですが、教えとしては「コミュニケーション」が重要と言われている踊りなんです。

ネ)
コミュニケーションって、おもちゃ美術館に来たお客さんと接するときにも、絶対必要になってくるものだね。

古)
そうなんです。だからなのか、特におもちゃ美術館で活動しているときは、お客様に話しかけられるとものすごく嬉しいんです。
だって、同じ赤いエプロンを着た人がたくさんいるんですよ。話しかけるときって「この人話しかけやすそうだな」とか考えて声をかけませんか?

ネ)
確かに。この人優しそうだな、とか面白そうだなって、ちょっと観察してから声をかけたりするかも。

古)
特に子どもから、ため口で話しかけられるととっても嬉しいんです。
「ねえねえ!」とか「一緒に遊んで!」とか!
この間はおもちゃのもりで「ひっつきむし取る遊びしようよ」って誘ったら、断られたんです。でも後で「やっぱやる!」って言われて。

ネ)
古賀さんが「さっきやらないって言ったじゃん!(笑)」って返してたよね(笑)
友達みたいに接してるところが楽しそうだなって思った!

古)
もし私が堅そうだったり怖い雰囲気だったら、ため口でしゃべったりできないと思うんです。
フレンドリーな要素が私にあるからお客様から話しかけてもらえるんだ、と思うので、そういうところはフラからいい影響を受けているのかもしれません。
フラの先生からは、表情がよくないとすぐ指摘を受けますしね(笑)

ネ)
笑顔が素敵な理由はフラにあったんだね。
フラ、僕一度も実際に見たことがないんだけど…

古)
ちょっと踊ってみましょうか?

ネ)
やったー!

たまたま居合わせたスタッフ川口さん)
すてきっ・・・・っっ!

ネ)
ありがとうございました!
素敵な踊りを静止画でしかお見せできないの残念...!
読者のみなさんは想像力で古賀さんを躍らせてくださいね。

福岡おもちゃ美術館は、忙しくても来たい場所

ネ)
そんな古賀さんにとって、福岡おもちゃ美術館はどんなところですか?

古)
とっても癒される場所ですね。 ちょっと遠くからきているので、朝はフラのレッスンやって、昼とか夕方におもちゃ美術館にきて、朝から夜まで動いてます(笑)

ネ)
忙しい…!

古)
仕事より休みのほうが忙しいねと言われることもあるんですけど、木に囲まれて、子どもや保護者と一緒に遊んだり話をしたりすると癒されるので、「忙しくても来たい」と思えるほど好きな場所なんです。

ネ)
特に古賀さんが館内で好きな場所ってありますか?

古)
そうだなぁ…。想像力が試されるような場所が好きなんだけど、はこぶねの裏に動物のマグネットボードがあるでしょ?

ネ)
グッド・トイでもある「森のどうぶつみき」で遊べるマグネットボードですね!

古)
動物や木のマグネットを貼りつけるだけなんだけど、そこで動物になりきっておままごとしたり、子どもが遊んだあとのボードを見ると物語が生まれていたりして、「こうやって遊んだのかな」って想像するのも好きなんです。

ネ)
子どもが遊んだ軌跡から想像するって素敵ですね✨僕も今度やってみよう。
では最後に、おもちゃ美術館にくるお客さんに一言おねがいします!

古)
子どもたちにはぜひ、素足で木の良さを感じながら、そして家族で一緒に遊んでほしいです!!!

ネ&古)
それでは、福岡おもちゃ美術館で待ってま~す!!!

* * *

第3回目は、古賀 雅代さんにお話を伺いました。

今回のインタビューで、普段明るいムードメーカーな古賀雅代さんを、また深く知ることができました。フラもみせてもらえて大喜びの私です。

インタビューの後、古賀さんが沖縄でとったヒスイカズラで作った首飾りを、ネム太郎にみせてくれました。

そんな古賀さんのこの記事での非公開写真を、福岡おもちゃ美術館公式インスタグラムに公開!こちらもぜひ一緒にご覧ください♬
福岡おもちゃ美術館のイベント情報や最新の様子も載せていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【福岡おもちゃ美術館公式インスタグラムはこちらから】

福岡おもちゃ美術館で古賀 雅代さんと一緒にお待ちしています!

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執筆者福岡おもちゃ美術館のスタッフです
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福岡おもちゃ美術館スタッフです。館内の魅力や、館内で活躍するおもちゃ学芸員の皆さんをご紹介します。

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