東京おもちゃ美術館での研修は、発見と癒しとワクワクがいっぱい
2021.12.10
福岡おもちゃ美術館スタッフが、研修のため東京おもちゃ美術館へ!ほっこり&ワクワクのレポートをお届けします。

こんにちは、福岡おもちゃ美術館スタッフの詰坂です。
11月最後の週末、福岡おもちゃ美術館のOPENに向けて、姉妹館の東京おもちゃ美術館へ研修に行ってきました。
東京おもちゃ美術館へは何度か行ったことがあるのですが、館内を見て楽しむといったお客さんの立場だったので、今回のようにスタッフの視点で、おもちゃ美術館で過ごせたことは私にとってたくさんの気づきがあった3日間でした。
初体験!遊びに引き込むおもちゃ学芸員の存在

これまで、館内のあちこちを見守ってるおもちゃ学芸員さんとの関わりは、ほとんど挨拶する程度。お客さまに対応している姿を横目で見るといった感じでしたが、今回、実際に接してみると不思議!!
あっという間に遊びに引き込まれてしまいました。
ゲームのへやで、クアルトというボードゲームを教えてもらったのですが、はじめての人でもわかりやすい説明をしていただきました。進行役もさりげなくしてくれるので、途中でわからなくなっても大丈夫。勝負がつく頃には盛り上がっていました。

皆さんそれぞれが自主的にアイディアや工夫を凝らし、来館者との出会いを大切にされ、お客様と接しています。
そんな姿を見て、学芸員さんの存在の大きさを肌で感じることができ、短い時間でしたが有意義な時間を過ごさせていただきました。
実感!大人がくつろいでいると赤ちゃんも安心
赤ちゃん木育ひろばでは、赤ちゃんと親御さんのゆったりな時間に癒されながら、優しく見守るスタッフの皆さん。
また、お母さんはもちろんお父さんや付き添いの大人の方がまるで家にいるかのように、まったりとくつろいでいる姿に驚きました!
大人がくつろいでいると赤ちゃんも安心して遊んでいる姿がとても印象的でした。
話には聞いていましたが、実際に目で見ることができ、福岡おもちゃ美術館の赤ちゃん木育ひろばもこんな空間にしたいなぁと改めて思いました。
衛生面にも気を配り、消毒もしっかりしていて参考になることばかりでした。

あるお母さんは、
「おもちゃ美術館に来ることで、わが子の求めているおもちゃ・遊びを知ることができました。」
「いつもニコニコなのですが、エプロンつけているからかなぁ?保育園の先生と思ってるのかも~。」
と、私に寄ってきてくれた赤ちゃんのお母さんが言いました。
すごく短い時間での出会いでしたが、帰るときは手を振ってくれて、私が癒された気分でした。
* * *
来館者の方とのさりげない会話の中に、あぁ、この道に進もうとしている私は、間違ってなんかない、今回来てよかった!やっててよかった!と思うことができ、来年の4月福岡おもちゃ美術館の開館を想像するとワクワクしてきました。
今回の研修で、来館者の方に楽しんでもらうにはどんな接し方がいいのか、自分自身の課題なども見えてきました。
スタッフの皆さんの温かいご指導をはじめ、学芸員さんや来館者の方からのたくさんの学びを胸に福岡に帰ってきました。
オープンまでの間にまだまだしなければならないこと、学ぶべきことがたくさんありますが、来年の4月に笑顔でお出迎えできるようにしたいと思っています。
ぜひ2022年4月福岡おもちゃ美術館でお待ちしております。
ありがとうございます!クラウドファンディング第1次目標達成しました
多くの方の温かいご支援のお陰で、クラウドファンディング第一次目標の500万円を達成することができました。
ありがとうございました。
今後は、期間終了の12月17日まで、ネクストゴールに向けて挑戦してまいります。
引き続きご支援と情報のシェアにご協力いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
* * *
2022年春にオープンの福岡おもちゃ美術館 開設準備室のスタッフがリレー連載でお届けします。
次回もお楽しみに!
次回の記事「1枚から2000枚まで!KAPLAの遊びをおもちゃ学芸員と体験」≫≫≫

- 執筆者2022年春オープン!福岡おもちゃ美術館準備室です
福岡おもちゃ美術館 準備室 - 2022年春オープン!福岡おもちゃ美術館 開設準備室から、スタッフがリレー連載します。
待っとうよ、福岡おもちゃ美術館 準備室日記
遊ぶ知る集まる2021.12.10