
【この記事の内容】
- ・4歳息子とカードゲーム「どれがかわったの」で遊んだ様子
- ・間違い探しをして遊ぶことで伸びる能力
4歳の息子は間違い探しが苦手で、「わかんな~い」とすぐに諦めがちです。
親としては、間違い探しで遊ぶと身に付くいくつかの能力(後述)を伸ばしてほしいと思っています。
そこで「2人以上で間違い探しを楽しめるカードゲーム」で遊んでみたら、楽しく取り組めたので紹介したいと思います。
【この記事を書いた人】
おもちゃコンサルタントで4歳児の母。
息子が0歳の頃から、おもちゃのレンタルの利用などで200以上のおもちゃで子どもと遊ぶ。昔~最新、日本・海外のおもちゃに詳しい。
>> 「おもちゃコンサルタントでママ」の私が選んだ、厳選おもちゃ5選
間違い探しを楽しむカードゲームってこんなおもちゃ!

このカードゲームは、ドイツのアミーゴ社というメーカーが作ったものです。
ドイツでは、室内で楽しめるゲームを家族で日常的に楽しむ習慣があり、これはその中でも人気のカードゲームなのです。
ちなみに、日本のおもちゃの賞であるグッド・トイ2020「おうちあそび賞」を受賞しています。おうちで、家族が一緒に遊ぶのにおすすめですよ。
各カードの裏と表には、同じようで少し異なる絵柄が描かれていて、同じ絵柄の物はありません。

ゲームのルールはとてもシンプルで、簡単に言うとこう↓です。
1. カード数枚(何枚でもOK)のうち、誰かが1枚だけ裏返す。
2. 他の人が、裏返されたカードを当てる。
幼児でもすぐに覚えられますね。
間違い探しアプリ・プリントとここが違う

・親子で楽しめる
最近、アプリやプリントで簡単に間違い探しを楽しめるようになりました。
それらは基本的に1人で取り組むことが前提になっていますよね。
間違い探しが好きな子どもは最後まで1人で楽しめますが、途中で投げ出してしまう息子のようなタイプには、親と一緒に取り組むほうがお勧めです。
この「どこがかわったの」は2人以上で遊ぶことが前提のカードゲームなのでその点、安心です。
・難易度を自由に変えられる
息子と遊んだ様子とともにお伝えしますが、難易度を自由自在に変えることができます。
これがとても便利です。
子どもが正解できるぎりぎりの難易度に設定して、「自分でも間違いを探せた!」と達成感を味わうと、より難易度の高いゲームに挑戦させやすくなりますよ。
では実際に、間違い探しが苦手な息子と遊んだ様子を見てみましょう。
4歳息子と「どれがかわったの」で遊んでみた

最初に説明した、基本的なルールは以下です。
1. カード数枚(何枚でもOK)のうち、誰かが1枚だけ裏返す。
2. 他の人が、裏返されたカードを当てる。
ではさっそく、1の「カード数枚」を息子のレベルに合わせた枚数でプレイしてみます!
子どもの能力に合わせて難易度を変える
最初に用意するカードの枚数は、「自分にもできる!」と思わせるために3枚から開始しました。
カードを裏返す役は私です。さて、何枚までできるかな。
・3枚

息子が目をつむっている間に、女の子が縄跳びをしているカードを変えてみました。
開始早々、不正解のカードを手にする息子…。
怒り泣きで涙が出そうなのをこらえながら、「もう一回やって!!」と別のカードでリトライ。
ここで集中力がUPしたのか、次々と正解し、にっこり顔になりました。
・4~6枚
次はカードを1枚増やし、変更された1枚のカードを探します。
やればやるほど慣れてきて、すぐに正解するようになりました。
間違い探しがあまり好きではない息子は、このカードゲームを見せてルールを説明したときは、「この遊びきっとつまんないよ…」とつぶやいていたんです。
でも親と一緒に遊ぶと楽しいようで「もっとやりたい!」と言ってきます。よかった。
5枚、6枚とカードを増やしても、大丈夫なようです。
・7枚

ついに7枚に挑戦。
だんだんと不正解が増えてきて、レベル的にも集中力的にも限界がやってきたようです。
カードゲームを始めてからここまで約30分たっていました。
やはり息子は、1人よりも親と一緒のほうが楽しく取り組めるタイプと言うことが分かりました。
この調子なら今後カードを増やして難易度を上げても楽しめそうです!
間違い探しをして伸びる能力とは
息子が間違い探しが苦手であまり取り組まないことについて、ずっと気になっていたんですよね。このままにしておいて大丈夫かな…と。
インターネットで情報収集してみたら、間違い探しをすることで、予想以上の多くの能力が養われることがわかりました。以下はその一部です。
- ・集中力
- ・観察力
- ・注意力
なるほど、確かにこれらの能力が伸びそうですよね!
さらに、私がなるほどな~と思ったのは「全体を俯瞰して見る力」が付くということです。
息子がそうなのですが、目の前に落ちている探しものに全然気が付かない子っていますよね。
それは注意力の低さも当てはまりますが、「全体を俯瞰して見る」ことができていないからか!と、今までのモヤモヤがすっきりしました。
間違い探しを楽しみながら、少しずつ子どもが苦手なことを少なくしていけたら良いですね。
子どもが成長しても楽しめるよ

お気づきかもしれませんが、下記を変更することにより難易度は自在に変えることができます。
・最初に机に置く枚数(少ない→簡単/多い→難しい)
・裏返すカードの枚数(少ない→簡単/多い→難しい)
「32枚のカードのうち、数枚を裏返す」というゲームもできてしまいますね。私は当てられそうにないですけど…。
この記事では幼児との遊びをメインにお伝えしましたが、「なにがかわったの」は、幼児~大人・高齢者という、世代を超えて楽しめるカードゲームなのです。
子どもも大人も同じ土俵で楽しめます。慣れてくると、子どもの方が早く正解することもあって、家族で盛り上がります。
値段もそこまで高くないうえに長い期間遊べる、コスパが良いおもちゃですよ。
おもちゃの基本情報
【商品名】 |
どれがかわったの |
---|---|
【メーカー名】 |
アミーゴ社(ドイツ) |
【対象年齢】 |
4歳~大人 |
親子で楽しむ「間違い探しカードゲーム」まとめ

間違い探しが苦手な子でも楽しめるカードゲーム「どれがかわったの」を紹介しました。
間違い探しをすると、複数の能力が鍛えられるので、親としては嬉しい限りです。
このカードゲームの遊び方をもっと詳しく知りたい場合は、東京おもちゃ美術館の岡田さんの動画もお勧めです。
>> ★岡田哲也のおもちゃの時間「どれがかわったの」編を見る
そのほかにも、息子と遊んで楽しかった質の良いおもちゃを紹介しています。
いずれもグッド・トイという賞を受賞した、親子で楽しく遊べるものばかりです。

- 執筆者おもちゃコンサルタント。ブロガー。4歳児の母。
高橋せとか - 息子が0歳の頃から、おもちゃのレンタルの利用などで200以上のおもちゃで子どもと遊ぶ。昔~最新、日本・海外のおもちゃに詳しい。 「3歳の男の子のママのブログ 育児中継」https://ikuji-chukei.com/
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遊ぶ育む2021.01.15