遊ぶ子育てママ応援!おもちゃコンサルタントが教える赤ちゃん遊びのヒント
子育てママ応援!赤ちゃん遊びのヒント#7 見て・触って楽しいコマ&ママと一緒にお絵かき
2021.03.19
子育て応援企画、第7弾。赤ちゃんが喜ぶコマに加え、0歳・1歳でも始められるお絵描きのヒントをご紹介!

全国で子育てサロン「おもちゃの広場」を開催しているおもちゃコンサルタントの皆さんに、0・1・2歳に「おすすめのおもちゃ」と「身近な素材でできる簡単な遊び」を教えてもらいました。
日頃からそれぞれの地域で、親子の皆さんと接しているおもちゃコンサルタントたちの「おすすめ」です。
「赤ちゃんとどう遊んでいいかわからない・・・」という方の参考になればという思いで、リレー連載でお届けします。
ご近所の親子サロンを覗くような気分で、どうぞリラックスして読んでくださいね。
教えてくれる人:村田充子さん(千葉県)
★おすすめおもちゃ:スターこま(HEIMESS社)、木のたまごコマ
コマなどクルクル回るものは、赤ちゃんにとって目で見て触って楽しいものです。
HEIMESS社のスターこまは赤ちゃんの手が触れただけでくるくる回ります。
周りの木のビーズは、口にくわえるのにぴったりの形ですが、安全な塗料が使われ、ゴムでつながっています。
柔らかくて、にぎにぎしても遊べます。

また、ひのき、なら、みずきなどの木で作られた木のたまごも、コマとして遊べます。
たまごのコマも、回してあげると、ハイハイできるようになった赤ちゃんは追っかけて触って、いろんなところへ転がるのが面白いです。
大きくなるとどちらが長く回せるかの競争もできます。
回ると見える色が変わったり、「今は何色になった?どんな形に見えた?」など、声をかけての反応も楽しいですよ。
★身近な材料で、おすすめ遊び:初めてのお絵かき
私のおもちゃの広場ではワークショップをいつもやっています。
特に0歳・1歳からの「初めてのお絵かき」をおすすめしています。
ほとんどのお母さんは「口に入れてしまうから」「汚れるから」「まだ早いから」と、子どもとお絵かきをしたことがないようです。
お絵かきはまず、お母さんが描いているところを見せてあげてください。
そしてクレヨンやチョーク等、口に入れても大丈夫な天然素材を使ったものを一緒に触らせてあげてください。
はじめは単純な形、例えば「〇だね」「△だね」と声をかけながら見せてあげることが大事です。
「赤だね」「青だね」などの色でも良いです。

小学校では図工の授業も減って、子どもたちが絵を描くという経験自体が少なくなっています。
幼稚園までの間にのびのびお絵かきできる環境があることが、クリエイティブにつながります。
おうちでお絵かきを続けることで、1歳でも顔を描ける子もいるんですよ。
★ママたちへメッセージ
「お母さんが初めての子育てなら、赤ちゃんも毎日が初めての出来事です。
『まだ早い、できないから』ではなく、できることを少しずつ繰り返し遊ばせることが、『できる』につながるので大切だと思っています。
誤飲やケガ等の危険を回避しながら、いろいろな遊びをさせてあげてください。」
* * * * * *
村田充子さん:
おもちゃコンサルタントマスター・木育インストラクター、テキスタイル・グラフィックデザイナー。
千葉県鎌ケ谷市で、子ども絵画デザイン教室を主宰。
幼稚園、保育園での木育、絵画指導講師も担当。
「千葉県で唯一、木のボールプールや大型の木製遊具がある粟野児童センターで、年4回ほどおもちゃの広場をしています。今年から自宅でのミニおもちゃの広場も開催予定です。
地域密着型子育て支援として、保健推進員で地域の赤ちゃん訪問、ファミリーサポートもしています。」
◆村田充子さんによる「おうち遊び」紹介動画はこちらから
◆「おもちゃの広場」については、こちらもご覧ください。
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- 執筆者全国各地でおもちゃコンサルタントたちが開催している子育てサロンです。
おもちゃの広場 - 「おもちゃの広場」とは、全国各地で「おもちゃコンサルタント」資格を持つ人たちが開催している子育てサロンです。芸術と遊び創造協会から無料で届くグッド・トイを利用し、地域の親子に世界のおもちゃの魅力を伝え、手作りおもちゃの体験会などを行なっています。出会い・ふれあい・育ち合う遊びの広場として、2019年度は、北海道から九州まで200カ所以上で開催されています。
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遊ぶ育む集まる2021.03.19