遊ぶ【連載】子どもと楽しむ「遊び名人」になろう! 岡田哲也のおもちゃの時間

遊び方自在な「ビルディング・カップ」で、出す・入れる・積み上げる!

2020.08.28

【動画】大きさの違うカップ10個で、どうやって遊ぶ?おままごと、積む、しまう・・・まだまだたくさんありますよ!

遊び方自在な「ビルディング・カップ」で、出す・入れる・積み上げる!

こんにちは。東京おもちゃ美術館ディレクター、おもちゃコンサルタントの岡田哲也です。

今回ご紹介する「ビルディング・カップ」は、コップの形のおもちゃなので、ままごと遊びに使うことが多いかもしれませんが、それ以外にもさまざまな遊び方が見つかります。
いったい何種類くらいの遊び方があるでしょうか?

スタッフでおもちゃコンサルタントの鈴木さんと2人で考えてみますよ!





こんなところにも遊びのタネが(2) 「ビルディング・カップ」

今回のおもちゃ:ビルディング・カップ(アンビ・トーイ/ガルト社)



同じ形で、大きさが少しずつ違う10個のカップです。
大きさの順に、入れ子にしてしまうことができます。
また、裏面にはさまざまな模様が付いているので、砂遊びの時になどにも楽しく使えます。

遊びを広げるポイント:色とカタチに注目

カラフルな色、同じ形、少しずつ大きさが違うという特徴に注目すると、いろいろな遊び方が考えられます。
例えば・・・

1.いろいろな音を出す
2.転がす
3.変身あそび
4.どこに入っているか?

入れ子になっているということも、面白いポイントですね。

【入れ子ならではの遊び】
1.タワーをつくる競争
2.タワーの状態から、入れ子状に戻す競争
3.手のひらで、崩れないようにタワーづくり
4.片手だけを使って、カップを入れよう

タワーを作る、元に戻すというだけでも、何通りもの方法が考えられます!

Let's try ! あなたも遊び名人: 新しい名前を付けてみよう!

家族やクラスで、このおもちゃにオリジナルの名前を付けてみましょう。
名前を付けることで、おもちゃともっと仲良くなれると思います。
特徴を言葉にしたり、いちばん面白かった遊び方をヒントにしたり・・・。

あなたなら、何という名前にしますか?

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岡田 哲也
執筆者東京おもちゃ美術館ディレクター、おもちゃコンサルタント
岡田 哲也
東京おもちゃ美術館では展示・イベント等の企画、運営に携わっています。また、「おもちゃインストラクター」「おもちゃコンサルタント(通学/Eラーニング)」養成講座の講師として、全国でおもちゃを使ったあそびの研究・実践・ワークショップを担当。NHK Eテレ『まいにちスクスク』などメディアでも遊びアイデアをご紹介しています。駒沢女子短期大学・植草学園大学 非常勤講師。

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遊ぶ育む知る2020.08.28