こんにちは。東京おもちゃ美術館ディレクター、おもちゃコンサルタントの岡田哲也です。

ファンタジーの世界では、人や動物やモノが、何か別のものに変身することがありますね。

ピースを組み合わせていくと、思いがけない形ができる。
つみきやブロックの不思議さも、ファンタジーの世界に似ているのかもしれません。

今回は、ちょっとユニークな形のピースで、さまざまな形がつくれる積み木で、遊びを広げていきましょう。

ファンタジーが広がる絵本とおもちゃ　(２)　「トーテム」　

今回のおもちゃ：トーテム（レシオ社）

赤・青・黄・緑、4色の、すべて同じ形の積み木セットです。
ちょっとユニークな形ですが、組み合わせることでさまざまな形をつくることができます。

詳しくは動画でご覧くださいね。

遊びを広げるポイント：　コトバにファンタジーを取り入れる

このおもちゃのそばに置きたい絵本をご紹介します。

今回の絵本：『こんなことがあっタワー』　丸山 誠司　作／えほんの杜

いろんなタワーが仲良くなったりケンカしたり。
文の終わりがすべて「〇〇タワー。」で揃っていて、言葉遊びも楽しめる絵本です。

この絵本を参考に、「〇〇タワー」と言いながら、積み木を置いてみましょう。
「積み木が寝転がっタワー」
「2階建てになっタワー」
など・・・。
コトバと動作を一致させながら、親子で楽しんでみましょう。

Let's try ! あなたも遊び名人： 積み木を置くことが楽しくなる遊びを見つけよう

積木の基本は「置くこと」だと思います。
この「置くこと」がもっと楽しくなるような遊びを考えてみましょう。

例えば、
・同じ色の積み木を並べて置いていく。
・歌やリズムにあわせて置く。
・ごっこ遊びやストーリーをつくって置く。

動画の中で、私たちはトーテムを電車に見立てて置いてみました。
駅に到着すると、連結したり、お客さんが乗ってきたり・・・。
皆さんもお家にある積み木で、どんな遊びをしたら「置くこと」が楽しくなるか、考えてみてくださいね。

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