暮らす【連載】子どもと一緒に絵本で遊ぼう! とっても簡単手作りおもちゃ

「いないいないばぁあそび」דシャカシャカいないいないばぁ”を作ろう♪

2018.11.30

「いないいないばぁ」と遊べる人気の絵本。身近な材料でこんなおもちゃを作ったら、より楽しくなりそうです。連載第3回。

「いないいないばぁあそび」דシャカシャカいないいないばぁ”を作ろう♪

今回の絵本は、「いないいないばぁあそび」です。(作 きむら ゆういち/偕成社)

この絵本は、厚紙でできているボードブックでも販売されており、ファーストブックとしても大変人気の絵本です。
最後の「ママのいないいないばぁ」のページは、目の部分に穴が開いているのでお面のようにして遊ぶこともできるのが面白いところ。
親子サロンMirumiruでの読み聞かせのとき、小さいおててで「いないいないばぁ」を一緒にやってくれる子がいたのも印象的でした。

お出かけのお供にもぴったり。そんな絵本と一緒にご紹介したい工作は、“シャカシャカいないいないばぁ”です。

材料

・紙皿:2枚

・紙皿の中に入れる小さい粒(小豆でもアイロンビーズでも小石でも、中に入れて音が鳴るものなら何でもOKです。):適量

・色画用紙:適量

使う道具

・セロハンテープ

・はさみ

・顔を描くペン

作り方

1.紙皿を裏返し、1枚は顔が出ている状態を描きます。もう1枚は、顔を隠している状態になるように、色画用紙を手の形に切って貼り、それ以外の部分も描きます。

2.絵を描いた紙皿1枚の上に音のなる小さい粒(今回はアイロンビーズを入れました。)を入れ、残りの紙皿を重ねます。このとき、両面の絵が同じ向きになっていることをチェック!

3.まず写真の水色のしるしのところで紙皿を貼り合わせ、次にオレンジの部分を貼り合わせます。後は残りの貼ってない部分を全て貼っていきます。中のビーズなどが出てこないように、セロハンテープでぴったり貼ってください。

4.最後に耳をつけたらできあがりです。

今回は猫で作りましたが、どんな動物でもOKです!
ちなみに息子は、ライオンを作りました。

ライオンだと外側のギザギザがたてがみに使えるんです!目から鱗でした!しかも、耳も作らなくていいのもらくちん!なるほどなぁ!
ですが、息子は「ライオンのたてがみを描くのに疲れた」と言い出したので、紙皿2枚描くのをやめ、1枚の紙皿でいないいないばぁできるようにしました。
手は、顔を隠している部分はくっつけず、端だけくっつけました。 そして実際にいないいないばぁをしたら・・・
「ママー!ライオンが羊になった!」と息子。

なるほど、手を開くと確かに羊の耳っぽい。実際この生き物が羊に見えるかは置いておいて。こんな面白い発見ができるのも楽しいね。

作り方を書いておいて、早速の作り方無視な作品になりましたが、お子さんが楽しいと思えるものになればいいと思いますので、どんどんアレンジして楽しんでくださいね♪
もういっそ顔だけ作って手は作らず、お子さんや保護者の方が手で隠していないいないばぁでもいいと思います。

何個か作って、中身を変えて当てっこをしたり、いろんな音の楽器として遊んでも楽しいですよ。

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萩原 知子
執筆者子育て支援施設スタッフ。おもちゃコンサルタント
萩原 知子
おもちゃコンサルタント58期、一児(男の子)の母です。横浜市補助事業「親と子のつどいの広場ともとも」のスタッフ等、子育て支援の活動をしており、主に工作関係の担当をしています。絵本、ものづくりが大好きです!

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