年末年始、世代を超えて楽しくボードゲームで遊ぼうよ!
2018.12.14
家族や友達が集まる機会の多い年末年始は、ボードゲームのシーズン! シーン別のおすすめをご紹介します。連載第4回。
みなさんこんにちは、メビウスママです。
師走、なんとも忙しい季節が巡ってきました。2018年をボードゲームの目線で振り返ってみると、新聞や雑誌、さらにはテレビなどメディアで取り上げられる回数が増え世間での関心度が高まり、様々な大会で日本人の活躍が目覚ましかった1年だと思います。関心度の高さは、2018年1年を通してフランスの高級ブランドエルメスが、コレクションにアナログゲームのモチーフを採用したことにも表れていると感じています。これほどまでに注目を浴びたボードゲームをますます多くの方々に遊んでもらいたいと、メビウスママは思います。
これからの季節、あったかいリビングや炬燵で暖まりながら、ボードゲームで遊んでみてはいかがでしょう。ルールが簡単で、ご家族3世代で楽しむことができるゲームや、友人が集ったときにパパッと遊べるゲーム、またカップルにお勧めしたいゲーム、さらにはママが家事中にパパが子どもと遊べる二人用ゲームなどをご紹介します。
「おばけキャッチ」
世代を超えて楽しめる「脳トレ」ゲームとメビウスママは紹介しています。5種類の木製コマが可愛く何が始まるのかと期待を膨らませます。
カードに描かれているコマをキャッチするのか?
カードに描かれていないものをキャッチするのか?
たったそれだけのことですが、視覚からどんなふうに脳に伝達されているのでしょう。素早い判断力が養われ、右脳と左脳が活性化されると思います。脳が柔らかい子どもたちはアッという間にコツをつかみ圧倒的な強さを発揮するゲームでもあります。
「ハゲタカのえじき」
簡単でわかりやすい競りゲームです。
-5から10までのハゲタカカードを自分の持っている1から15のカードで競り落とすゲーム。競り落としたハゲタカカードの合計点が高い人が勝利します。ただし他のプレイヤーと同じ数字でバッテイングした者同士はハゲタカカードを獲得できません。その次に大きな数字を単独で出した人がハゲタカカードを獲得できます。バッテイングの妙を外して、今どんな数字を出すとハゲタカカードを獲得できるのかをよく考えてみましょう。
「ガイスター」
日本に住んだこともある親日家の故アレックス・ランドルフは将棋の有段者でした。そんな彼がつくった二人用ゲームの名作です。
背中に青いしるしのついた良いオバケのコマ、赤いしるしの悪いオバケのコマ各4個ずつを使って将棋やチェスの雰囲気で楽しむゲームです。
勝利条件は、
①相手の良いコマ4つを全部取る。
②自分の悪いコマ4つを相手が全部取る。
③相手陣のボードの角から自分の良いコマを1つ脱出させる。
以上のどれか一つを達成した人が勝ちを得るゲームです。ボードゲーム初心者です! とおっしゃる方にこそぜひ遊んでいただきたいゲームの一つです。
また、ママが忙しい時に「育メンパパ」に活用してほしいゲームでもあります。簡単なルールだからこそ奥深いゲームです。
「カルカソンヌJ」
2001年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞。
フランスの世界遺産の一つ「歴史的要塞都市カルカソンヌ」をモチーフにした戦略と運のバランスが絶妙なゲームです。タイルの引きに一喜一憂するのではなく、瞬時に的確な配置場所を見定めてタイルを配置する、そんな醍醐味にはまってしまう熱いファンが後を絶たないゲームです。多人数ゲームですが、二人で遊ぶと断然競技性が高くなるゲームです。
ほかにも、ワイワイ遊びたいアクションゲームの「キャプテン・リノ」、ゲームで勝つために何を考えればよいのか?を学ぶことができる「ぴっぐテン」や「ゆかいなふくろ」、素早い判断力を養う「ドブル」、まるで大喜利をゲームにしたような「私の世界の見方」といったカードゲームがおすすめです。短時間で完結し、しかも「じゃもう一回遊ぼう」「次は勝つことができそう」と感じることができるゲームで、繰り返し遊んでみることをメビウスママはお勧めします。
子どもも、大人も、シルバー世代も普段は個で過ごす時間が多い日本人、年末年始は個を投げ捨て、思い出深い楽しい時間を過ごしてほしいと思います。
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【連載】メビウスママのボードゲームのおはなし
遊ぶ知る集まる2018.12.14