遊ぶ【連載】突撃!となりの「おもちゃの広場」!

保育・おもちゃのプロとして子どもの育つ場を作る―新潟市・岡田真弓さんの木育広場

2018.10.26

今回は新潟市に突撃! 子どもが育つ場をつくりたいという思いで開催されている木育広場をご紹介します。連載第2回目。

保育・おもちゃのプロとして子どもの育つ場を作る―新潟市・岡田真弓さんの木育広場

新潟県新潟市の認定こども園寺尾幼稚園さん。こちらで保育教諭をしている、おもちゃコンサルタントマスター・岡田真弓さんは、お勤めをしている園・系列園や、県内の子育て支援センターなどで、月に数回、『木育広場』を開催しておられます。
ある日の子育て支援センターイベント「~木のおもちゃいっぱい~木育広場」にお邪魔しました。

朝、いくつもある大きなスーツケースやカバンから、今回の来場者の年齢にふさわしいおもちゃを選び、手早く場を整えていきます。準備を終えたところに、未満児さんたちがやってきました。

未満児

じっくり遊ぶ子ども達と関わりながら、「○○ちゃん、こんな遊び方をしていたよ」「△△ちゃん、さっき、あんなことができてたね」と、担任の先生同士でこどもたちの成長への気づきを共有する言葉が聞こえてきます。

そこへ未就園の親子さんが続々とやってきます。親子さんが増えて来ると、未満児さんは保育室へ戻って行き、広場は少し静かになりました。岡田さんは、さりげなく親子さんに近づき、遊びをきっかけに、コミュニケーションをとっておられました。

岡田さんのおもちゃの広場

この日は、おすすめのおもちゃたちのお話もありました。
さわり心地の良さ、自発的な動きを促すおもちゃの役割、おもちゃで味わう成功体験…おもちゃが担っている役割を、わかりやすい言葉で紡ぎだす岡田さん。

おもちゃの良さを実際に体験してもらう。そして、おもちゃで遊ぶことから見える発達や成長を、その場にいる保育士や親御さんと分かち合う。岡田さんの想いが伝わるお話に聞き入るお母さんたちや先生方の姿から、保育のプロ・おもちゃのプロである岡田さんへの信頼を感じました。

「岡田さんは、おもちゃコンサルタントマスターとしてだけでなく、「絵本専門士」という資格をお持ちです。
どちらの資格も、こどものこころとからだの育ちに深くかかわる学びが必要です。このふたつの資格を活かして「保育の現場を豊かにしていきたい」とのこと。子どもたちの育ちの場を作る、岡田さんの想いの強さを感じられました。

岡田さんと親子

「広場の主役は常に子ども達。うまく遊びだせない子がいれば、遊びが広がるきっかけをつくり、親子でじっくり遊んでいるようであれば見守ります。遊びやすい場になるようおもちゃを整え、必要な手助けををするよう心掛けています。」

パペット

常にアンテナを広げ、子どもが育つ場へつなげていく。それを実行するために、企画と提案を続けてきた岡田さん。
これからのご活動も、まだまだ広がりそうな印象を受けました。

取材を受け入れてくださった、岡田さん、寺尾幼稚園のみなさま、ありがとうございました。

加藤 理香
執筆者おはなしパフォーマー、おもちゃコンサルタントマスター
加藤 理香
ある時はおはなしパフォーマー、またある時はおもちゃコンサルタントマスター等、活動は多岐に。おもちゃの広場運営お手伝い中。岐阜市在住、活動範囲は北海道から沖縄まで。「どこでもドア」を持っているとの噂あり。

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