遊ぶ【連載】グッド・トイの秘密を見に行こう!

心ときめくスポーツトイを広めたい! ラングスジャパンの「プラズマカー」(前編)

2019.09.06

商品との出会いは恋愛に似ている⁉ ユニークなスポーツトイを輸入販売しているラングスジャパン・小林社長へのインタビュー前編です!

心ときめくスポーツトイを広めたい! ラングスジャパンの「プラズマカー」(前編)

2010年のグッド・トイ“プラズマカー”。ペダルをこいだり足で蹴ったりするでもなく、電池などの動力もないのにスイスイ進む不思議な乗り物おもちゃです。

このプラズマカーを発掘して輸入販売し、大ヒットさせた株式会社ラングスジャパンさんを訪ねました。インタビューにご協力いただいたのは、代表取締役社長の小林美紀さんです。

プラズマカーとの出会いから教えてください。

小林社長:

私が見つけました。2007年ごろ、当時まだそれほどみんなが使用していなかったインターネットの動画を見て、「こんな面白いものがあるんだ!」とすぐに惹かれて、取り寄せをしました。カナダの会社からです。

プラズマカーのおすすめポイントを3つ教えてください。

小林社長:

1、親子2人乗りができることでスキンシップ・コミュニケーションツールともなりえます。
2、動くエネルギーは電池でもなく自分の持つエネルギーのみというエコでありスポーツトイの要素も。
3、足で蹴って進む仕組みでないので、本当に運転をしている感覚が楽しいようです。

私もグッド・トイの選考の際に、「こんな乗り物見たことない!」と驚きました。子どもを対象とした玩具で大人と一緒に乗れるのってなかなかないんじゃないかな、って思います。そして操作が簡単。ハンドルを右に左に少しだけ動かすだけで前に進みます。バックだってできますよね。

小林社長:

もともと、カナダのメーカーは“ひとり乗り”として販売をしていました。2人乗りを前面に出し、売り出したのは私です。
当時メーカーでは、「8歳以上」という使用年齢を掲げていました。でも、私が孫と乗ってみて思いついたんです。大人が一緒に乗ってあげれば、2歳児だって乗ることができたんです。しかも、一緒に乗ると、大人も子どもも楽しい。新しい文化を作ろうと思いました。
2人乗りをしている様子を動画であげたり、パッケージに写真を載せたことが功を奏し、ヒット商品となりました。
販売店が、使い方、遊び方をリアルに見せる実演販売を行ってくれたことも、効果が大きかったですね。

ラングスジャパンさんの商品は共通したカラーがあるように思います。ワクワクして、遊びたくなるようなものばかりだと思います。どうやってこのような商品を探してくるのでしょうか?

小林社長:

一気に集めたわけではないのです。もう30数年間続けていますから。私自身がときめかないと扱えないです。商品との出会いは恋愛にも似てます(笑)
自分が商品に出会った時に、日本中の人に“これを味わってもらいたい!”と思えるものだけを輸入します。「売りたい!」という気持ちより「広めたい!」と思う気持ちがいつも先に立ちます。そして、一旦販売を決めたら、長いスパンで扱います。時代が多少変わっても、良いものは変わらないと思うからです。
ですから、メーカーの方達も私達の会社に代理店になって欲しいと思い、新商品をどんどん送ってくれるようになりましたので、私はその沢山の中から宝物を見つけています。

* * * * * *

ここで、小林社長にうかがった、プラズマカーのこぼれ話です。
当初はカラーバリエーションが青と赤の2色で「男の子は青、女の子は赤」というイメージで販売していたそうです。ところが男の子にも、スポーツカーを連想させる赤が大人気という結果に。「固定概念は捨てたほうがいい」とおっしゃっていました。現在では、7色にカラーが増え、選ぶ楽しみがあります。

小林社長とお話していると、自社の商品に絶対的な自信を持ち、それらをとっても大好きなのが伝わってきます。
まだまだ、インタビューは続きます。次回は、普通の主婦だった小林社長がスポーツトイの輸入代理店を始めたきっかけなど、過去にさかのぼりお話をうかがいます。

≪次回の公開は2019年10月4日予定です≫

≪≪≪前回の記事はこちらから!

橋本 光子
執筆者おもちゃコンサルタント、グッド・トイ選考運営委員会 副委員長
橋本 光子
公民館で社会教育指導員として、赤ちゃんから高齢者までの社会教育を日々、企画、運営、進行しています。また、グッド・トイの選考に携わり、1人でも多くのおもちゃコンサルタントが選考に参加できるような仕組みを考えています。

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