こんにちは。東京おもちゃ美術館ディレクター、おもちゃコンサルタントの岡田哲也です。

ブロックは、子どもたちの思いやアイデアをカタチにすることができるおもちゃです。
手を動かしてものを作る楽しさ、作っているうちに次々にアイデアが浮かぶ楽しさを感じてもらえたらと思います。

今回も１つのブロックを取り上げて、前・後編の２回で、さまざまに遊びを広げるアイデアをご紹介します。
私達もいろいろなものを作って、楽しく遊んでいますので、ぜひ動画をご覧くださいね。

ブロックのつながり遊び　「LaQ（ラキュー）」　前編　

今回のおもちゃ：LaQ（ヨシリツ）

小さなパーツの組み合わせで、平面から立体まで、さまざまなカタチが作れるブロックです。
デパートやショッピングモールのおもちゃ売り場、本屋さんなどに並んでいるのを見たことがある方、持っているという方も多いのではないでしょうか。

以前にもお伝えしましたが、こうしたブロックでは最初からすべてのパーツを使うのではなく、限られたカタチのパーツだけで遊びをスタートさせることがおすすめです。

まずは１つか２つのカタチだけで遊ぶことによって、その特徴や、組み合わせによって生まれる面白さをじっくり味わってほしいからです。

今回は、四角と三角、２つのジョイントパーツだけを使って遊びます。

作ってみよう①　少ないピースで見立て遊び

４種類のピースだけで、いろいろなものを作ってみましょう。
何を作るか思いつかなくても大丈夫です。手を動かしてピースをつないでいるうちに、何かのカタチに見えてくるかもしれません。

私達もいろいろ作ってみましたので、動画でご覧くださいね。
４種類のピースだけでも、さまざまなカタチ、さまざまなものが作れることがわかると思います。
くっつけるときのパチッという音や手ごたえも楽しいですよ。

作ってみよう②　自分だけの動物を作ろう

四角とジョイントパーツだけで動物の首と胴体と脚のような基本のカタチを作ります。

このカタチに、自由にパーツを付け加えて、自分だけの動物を作ってみましょう。
しっぽや角、たてがみなど、いろいろなアレンジができると思います。 手を動かしながら、イメージを広げていきましょう。

ブロック遊びに慣れていない子どもたちの場合、最初から「動物を作ろう」というのはハードルが高いかと思います。
でも、このように、基本のカタチにアレンジを加えることでしたら取り組みやすく、カタチをつくる面白さを感じてもらえるのでおすすめですよ。

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次回も引き続き、LaQで遊んでいきます。
「作る」＋「作ったものを使って遊ぶ」アイデアをご紹介しますよ！

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