遊ぶ【連載】子どもと楽しむ「遊び名人」になろう! 岡田哲也のおもちゃの時間

カードゲーム「プエット!プエット!」 音と動きをまねして伝えよう

2020.08.14

【動画】音と動きでカードの絵を伝えよう!今回からはアシスタントも登場。2人でいろいろな遊び方を試してみますよ。

カードゲーム「プエット!プエット!」 音と動きをまねして伝えよう

こんにちは。東京おもちゃ美術館ディレクター、おもちゃコンサルタントの岡田哲也です。

動物の鳴き声や物音を声に出して表現する、動きをまねる、何かになりきる。
こうした遊びは楽しいですが、一方でちょっと苦手な子どもや、パパ・ママもいるかもしれませんね。
でも、ゲームにすることで、ハードルを下げることができます。

今回ご紹介する「プエット!プエット!」は、音・動きをまねしてなりきり遊びができるカードゲームです。


スタッフでおもちゃコンサルタントの鈴木さんと一緒に遊んでみますよ!





組み合わせを変えてみよう(2) 「プエット!プエット!」

今回のおもちゃ:プエット!プエット!(ジェコ社)

「音」「動き」「音と動き」の3種類のカードがあります。
そのカードに書かれた音や動きをまねしてみせて、他の人に当ててもらえたらそのカードをもらえるというゲームです。

遊びを広げるポイント: ルールを変えてみる

基本のルールをちょっと変えてみると、遊びが広がります。
例えば、カルタ遊びバージョン。
カードをカルタの取り札のように机に並べます。
1人が、並んだカードの中から1つ選び、音や動きをまねします。わかった人は、カードを探して取ります。
こうすると、カードを見つけて早く取るという要素も加わって、違った楽しさが生まれます。

Let's try ! あなたも遊び名人: いつもの組み合わせを変えてみよう!

このおもちゃのそばに置きたい絵本をご紹介します。

『コッケモーモー!』ジュリエット・ダラス=コンテ 作、アリソン・バートレット 絵、たなか あきこ 訳/徳間書店

鳴き方を忘れてしまったオンドリは、『コッケモーモー!』 など変な鳴き声ばかり。でもある日、にわとり小屋に思わぬ事件が・・・というお話です。

にわとりと他の動物の鳴き声がごちゃまぜになってしまう楽しい絵本ですが、こんな風に、2つのカードの音と動きをごちゃまぜに、組み合わせを変えてみたら、どうなるでしょうか?

これはこういうものだという組み合わせをわざと変えてみると、新しい発見がありますよ。
皆さんだったら、何と何をごちゃまぜにしますか?

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岡田 哲也
執筆者東京おもちゃ美術館ディレクター、おもちゃコンサルタント
岡田 哲也
東京おもちゃ美術館では展示・イベント等の企画、運営に携わっています。また、「おもちゃインストラクター」「おもちゃコンサルタント(通学/Eラーニング)」養成講座の講師として、全国でおもちゃを使ったあそびの研究・実践・ワークショップを担当。NHK Eテレ『まいにちスクスク』などメディアでも遊びアイデアをご紹介しています。駒沢女子短期大学・植草学園大学 非常勤講師。

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