集まる【連載】メビウスママのボードゲームのおはなし

ボードゲームってご存じですか?

2018.09.28

近年、人気が高まりつつあるボードゲーム。ゲーム屋の女将がその世界をご案内する連載の第1回目です。

ボードゲームってご存じですか?

みなさんはじめまして!メビウスママです。
私は2004年におもちゃコンサルタントの認定を受けました。そして、営んでおります「メビウスゲームズ」は2018年に25年を迎えました。そう、ゲーム屋のおばちゃん!メビウスママです。

さて、皆さんは「ボードゲーム」という言葉を聞いたことや目にしたことがありますか?

ボードゲームとは、ボード(盤)の上でコマやカード・サイコロなどを使って勝敗を競うゲームの総称です。将棋・囲碁・チェス・リバーシーのような二人で競う古典ゲームもあれば、サイコロを振ってコマを進めるすごろくもボードゲームの1つです。

皆さんが良くご存じのボードゲームと言えば、アメリカで1960年に誕生した「The Game of Life」だと思います。日本では「人生ゲーム」という名前で1968年に株式会社タカラ(現在タカラトミー)が発売し、今年2018年は日本での発売50年を迎えたとても人気のあるボードゲームです。

今回、このWebマガジンでメビウスママが発信するのは、ヨーロッパ(特にドイツ)を中心として楽しまれているアナログなゲーム(カードゲームも含む)の世界です。
25年前メビウスゲームズ創業時は、ボードゲームってなんだろうと思う人がほとんどでした。当時、日本ではゲームという単語はデジタルゲームをさす言葉でした。それほどまでにデジタルゲームが普及し、人気を独り占めしているような時代でもありました。そしてアナログなものへの関心度が薄くなっている時代でした。

さまざまな経緯のなか、ボードゲームも遊び文化の1つとして成長をしています。今の若い人たちに「どんなボードゲームで遊んだことがありますか?」と質問すると、「カタン」「ディクシット」「なんじゃもんじゃ」「カルカソンヌ」「ガイスター」などという名前が挙がってきます。認知度も注目度も高くなったことを喜ばしく感じるとともに、ボードゲームをより多くの方々に親しんで・遊んで・楽しんでもらいたいと願っています。

このWebマガジンでボードゲームのあれこれを、今後5回にわたって発信していきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。

カルカソンヌ

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メビウスママ(能勢真由美)
執筆者「メビウスゲームズ」女将、おもちゃコンサルタント
メビウスママ(能勢真由美)
水道橋にあるメビウスゲームズの看板女将。著書:メビウスママのエッセンシュピールガイドブック(スモール出版) フリーペーパー:ボードゲーム情報誌「メビテン!」をテンデイズゲームズの女将と配信中!

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