暮らす【連載】子どもと一緒に絵本で遊ぼう! とっても簡単手作りおもちゃ

「ふって!ふって!バニー」דりんりんバニー”を作ろう♪

2019.01.25

体を動かしながら読める絵本。こんなおもちゃがあったら、もっともっと楽しめますよ! 連載第5回。

「ふって!ふって!バニー」דりんりんバニー”を作ろう♪

今回の絵本は、「ふって!ふって!バニー」です。(作 クラウディア・ルエダ、訳 二宮由紀子/フレーベル館)

主人公のバニーのために、絵本をふったり傾けたり回したり。そうやってバニーと一緒に遊びながら楽しめる読者参加型の絵本です。
絵本に合わせて体を動かして楽しめるので、じっとして絵本を読むのが苦手な子にもおすすめな、寒い日にぴったりの絵本なんですよ。

今回の絵本と一緒にご紹介したい工作は、“りんりんバニー”です。

材料

・紙コップ:1個

・モール(太めのモールだと、鈴の穴を通らないことがあるので注意):1本

・鈴:適量

・モールの先を覆うもの(ここではフエルトシールを使いました。):適量

・画用紙(耳用):適量

使う道具

・紙コップに描くペン等

・はさみ

作り方

1.モールの長さを紙コップに合わせて調節した後、モールに好きな数の鈴を通す。

2.モールの端を巻いてとめる。

3.モールの端の針金の先端部分が隠れるように巻く。(ここではフエルトシールを使いましたが、ビニールテープでも何でも、けがをしないように処理できれば大丈夫です。)

4.紙コップに、耳をつけたりお絵描きをして、3で作った鈴つきモールを上からはめたら完成。(先にモールをはめると、その位置に合わせてお絵描きできるので、わかりやすいです。)

親子サロンMirumiruでも、これを作ってもらいました。

紙コップを持って振っても、鈴つきモールを外して手に通して振ってもいいように作ったのですが、紙コップのうさぎちゃんごと振りたい子がほとんどでした。

おそうじまで一緒なのにはびっくり! うさぎちゃんを持ちながら頑張ってくれました! 持ちながらは大変だったね。ありがとう!

それを見て、息子と一緒に作ったのがこちらの持ち手付きバージョン。

紙コップの上に穴を開けて、ひもかモールを通すだけです。

小さい子には持ち手があった方が振りやすいかもしれませんね。

また、いろんな色を作って、着せ替え遊びも楽しいです。
鈴つきモールを手に通したまま、「ふって!ふって!バニー」の絵本を読むと、絵本をとんとん叩いたり、絵本を振ったりするシーンなどで一緒に鈴が鳴って、音まで楽しめます。

ぜひ、作って遊んでみてくださいね!

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萩原 知子
執筆者子育て支援施設スタッフ。おもちゃコンサルタント
萩原 知子
おもちゃコンサルタント58期、一児(男の子)の母です。横浜市補助事業「親と子のつどいの広場ともとも」のスタッフ等、子育て支援の活動をしており、主に工作関係の担当をしています。絵本、ものづくりが大好きです!

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