暮らす【連載】子どもと一緒に絵本で遊ぼう! とっても簡単手作りおもちゃ
「がたんごとん がたんごとん」דわくわくでんしゃ”を作ろう♪
2018.12.25
「がたんごとん」と電車ごっこを楽しもう! 段ボールで作る2種類の電車をご紹介します。連載第4回。
今回の絵本は、「がたんごとん がたんごとん」です。(作 安西水丸/福音館書店)
「がたんごとん がたんごとん」「のせてくださーい」のくりかえしが楽しい絵本で、色合いもシンプルです。しかも、汽車の乗客たちは、哺乳瓶、コップ、スプーン、リンゴ、バナナ、ネコ、ネズミと、わかりやすいものばかりなので、0歳からの読み聞かせにぴったりな絵本です。
汽車の微妙な表情の違いもとってもかわいいので、チェックしていただきたいです。
今回の絵本と合わせてご紹介したい工作は、“わくわくでんしゃ”です。
子どもが肩にかけて自分の足で進む「肩掛けタイプ」と、中に乗って引いてもらう「引きずりタイプ」と、2通りの作り方があります。
材料
【肩掛けタイプ】
・段ボール:1個
・肩にかけるひも:1本(140センチくらい)
・お絵かき用模造紙(段ボールに貼りたい方だけ):適量
【引きずりタイプ】
・段ボール(りんごやウイスキー等重いものの段ボールがオススメ):1個
・引っ張るひも:1本(140センチくらい)
・トイレットペーパーの芯(ひもの持ち手になります。なければ普通の厚紙でも):1個
・お絵かき用模造紙(段ボールに貼りたい方だけ):適量
使う道具
・クラフトテープ
・カッター
・セロハンテープ
・定規
・穴をあけるもの(キリ、プラスドライバー等)
・電車をわくわくするものにするペンや、シール、折り紙等
作り方 「肩掛けタイプ」
1.段ボールの下側を全部内側に折り込む。
2.ひっくり返して、同様に内側に折り込む。運転台を作りたいときは、前方に写真のような切込みを半分くらいのところに入れておく。
こんな運転台になります。
3.折り込んだ部分をクラフトテープでとめ、模造紙を貼る。(角に紙の端を合わせるときれいに貼れます。)
4.段ボールの前面の、中心から左右5センチくらいのところに穴を開ける。後ろの面も同じようにする。
5.下の写真のようにひもを通して、お子さんが肩にかけてちょうどいい長さに調節し、結んだらできあがり。
ひもを通すとき、ひもの先端にセロハンテープを巻いてあげると穴に通しやすいです。
また、模造紙を用意しなくても、段ボールの内側の接着部分をはがし、裏返して接着しなおすだけでも、十分楽しめます。
作り方 「引きずりタイプ」
1.段ボールの底をクラフトテープでとめる。
2.ひっくり返したら、「肩掛けタイプ」の2から4までを作り、前方にだけ穴を開け、ひもを通す。
3.トイレットペーパーの芯を通してひもを結ぶ。結び目の上に芯を持ってきて芯をつぶし、テープでくるんだらできあがり。
親子サロンMirumiruでは、工作時間の予定時間を過ぎても、みんな夢中で作ってくれました!
また、小道具も用意しました。
床に養生テープで線路を作ったら、とっても喜んで遊んでくれましたよ。2歳くらいでも電車を引っ張れることにびっくり!
ひもと新聞紙を使って、トンネルを作っても楽しいです。
息子が作った電車は運転台がボタン式でした。しかも、飛ぶらしいですよ!
お金を持ったぬいぐるみたちが、駅でスタンバイ。
寝心地がよくて、みかんが食べられるおもちゃ電車だそうです。気持ちよさそうだなぁ。
作ってみてくださいね♪
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遊ぶ育む暮らす2018.12.25