育む【連載】突撃!となりの「おもちゃの広場」!

『おもちゃの広場』って??

2018.09.28

全国のおもちゃコンサルタントが開催している子育てサロン「おもちゃの広場」をレポート!連載の第1回目です。

『おもちゃの広場』って??

東京・四ツ谷にあるおもちゃ美術館に行ってみたい!でも遠くてなかなか行けない…。
地方に限らず、都内や近郊の子育てママにとっても、「行った事のない場所」かもしれません。

たくさんの選ばれたおもちゃと、おもちゃの楽しさを伝える「おもちゃ学芸員」が待っている東京おもちゃ美術館。
行けないなら、こちらからお届けしましょう。
あなたの生活の延長にある場所で遊びの場をつくる、それが「おもちゃの広場」です。

とはいえ、遊びの場?おもちゃがいっぱい?
私の開催している広場は、こんな感じです。

私の住んでいる岐阜県の木のおもちゃ、県外の木のおもちゃ、木製以外のおもちゃ、どれも体験して欲しくて、自家用車におもちゃをびっしり積み込んで、県内各地を回っています。

「何、これ?」「初めて見た!!」
会場のおもちゃを見た瞬間の、ママや、一緒に開催してくれる児童館・子育て支援センターの先生たちの興奮。
そして子ども達は「大好きなおもちゃ・遊び」を見つける天才!ひとつの遊び、ひとりの遊びがはじまります。

時間が経つと、段々、あっちもこっちもまじりあい、ダイナミックに今ここだからこその遊びが生まれていきます。
ブロックを繋いでスリングに見立てて、お人形を抱っこしていた女の子。
木のレールの片方の端っこを男の子が、もう片方の端っこをそのママが持って、お散歩ごっこ。
自分で積み木でお池を作って、そこに指で弾くとジャンプするカエルのおもちゃを入れようとしていた女の子。
などなど、忘れられない場面、忘れられない表情が沢山あって、その場に立ち会う喜びに、もう8年近く、広場を開催しています。

おもちゃって、遊んでみないと、その面白さがわからなかったりしませんか?
その子がハマるおもちゃが、案外、大人が思うものと違ったりする場合もあります。

ちょっと見ただけではわからない楽しさを、お子さんに教えてもらう。そこには笑顔が広がっています。

私のように公民館や児童センター、保育現場で開催する場合もあれば、大きなイベントスペースをお借りして大々的に開催する方もいらっしゃいます。
病児保育の場で、入院中のお子さんやそのご兄弟を対象に遊びの時間を設ける。ご近所さんにお声をかけて、ご自宅で開催して子ども達の居場所づくり。他にも開催方法はいろいろあって雰囲気は様々ですが、どの広場も、わくわくドキドキ、できた!いいね!であふれています。
ブログやフェイスブックに開催の様子がアップされているので、是非見てみてください。

→ おもちゃの広場 ブログはこちらから
→ おもちゃの広場 facebookはこちらから

次回からは、全国各地で開催されるおもちゃの広場からセレクトしてお訪ね。主催をしているおもちゃコンサルタントさんと、個性あふれるおもちゃの広場をご紹介します。
どうぞお楽しみに!!!

次回の記事はこちらから≫≫≫

加藤 理香
執筆者おはなしパフォーマー、おもちゃコンサルタントマスター
加藤 理香
ある時はおはなしパフォーマー、またある時はおもちゃコンサルタントマスター等、活動は多岐に。おもちゃの広場運営お手伝い中。岐阜市在住、活動範囲は北海道から沖縄まで。「どこでもドア」を持っているとの噂あり。

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