育む【連載】トランプ母ちゃんの ゆるりベルギーライフ

クラスのマスコットと過ごそう! ベルギーの幼稚園の親子ホームワーク

2019.06.21

ベルギーの幼稚園では「宿題」が出されることも。でも、問題集や作品制作ではありません!連載第4回です。

クラスのマスコットと過ごそう! ベルギーの幼稚園の親子ホームワーク

グッドトイ2018「こどもトランプ1to10®」を作った矢先、夫の転勤でベルギーへ。
チョコとビールだけじゃない!魅力たっぷりなベルギーを、“遊び”の視点でお届け第4弾!

「お母さん、見て!ポロがまたうちに来てくれるのー♪」
先日、幼稚園にお迎えへ行くと娘が“POLO”と大きく書かれたリュックを背負って嬉しそうに出てきました。
…それを見て「ええーっと驚く私。」

ベルギーの幼稚園では、クラスのマスコットを順番に持ち帰り、週末一緒に過ごすという楽しいお当番があります。
娘のクラスでは“うさぎのポロ”(ぬいぐるみ)が順に各家庭を回ってきます。ポロをお出かけに連れて行ったり、楽しくお世話をする我が子の様子を、親が写真に収めます。

撮った写真には、ポロとどんな週末を過ごしたかのコメントや、ポロへのメッセージを添えます。こうしてA4サイズのファイルに、クラス皆のポロとの思い出が追加されていきます。
当番が終わった子どもはポロとどんな風に過ごしたかを、写真を見せながら皆の前で発表します。

普段はクラス全員の共有物を、自宅で自分だけのお友達として過ごせることの特別感は愛着や責任感を育むでしょう。またポロとの経験を皆に発表することで、お家の様子などお互いのことをより知ることができる取り組みですね。

…でも、ただいままさかのポロ2回目のご来宅。お誕生日を迎える娘に、一緒にお祝いしてね、との先生の粋な計らいかしら!?
ちなみにお誕生日には、園にクラス人数分ケーキとプチギフトを持参して、お祝いしてもらいます。

素敵な経験をさせてもらった感謝を込めて、2度目のポロレポート頑張るぞ。

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坂東 友恵
執筆者合同会社バンビーノ代表、おもちゃコンサルタント
坂東 友恵
子育て中のアイディア“こどもトランプ1to10”で特許取得、グッドトイ受賞のママ起業家。神戸に生まれ育ち、引越会社を寿退社後一変、10年間で7回引越を余儀なくされる子連れ引越マスター。2018年~夫の転勤で6才・4才の姉妹とベルギー暮らし。

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